カクレクマノミの淡水浴!
昨日、第二次スターティングフィッシュ隊に任命され、
我が家にやって来たカクレクマノミたちは、
現場配属前の身体検査中です!!
使い込んだプラケースに入れているため、きれいな写真が撮れませんでした・・・
海水が黄色いのは、グリーンFゴールドが入っているからです。
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昨日よりじっくり観察し、異常が見られなかったので、本日、淡水浴を行います。
淡水浴セットの準備も整いました。
左が、昨日からトリートメントしているカクレクマノミが入っている水槽
中央が、トリートメント用海水と水温・PHを合わせた淡水
右が、新しいトリートメント用海水
です。
(補足)
おいらがやっているトリートメント・淡水浴については、
次の記事にも詳しく書いています。
⇒ 海水魚のトリートメントについて
⇒ 海水魚のトリートメント用海水(薬浴用海水)の作り方
⇒ 海水魚のトリートメントタンクについて
⇒ 海水魚のトリートメント(薬浴)の方法
⇒ 海水魚の淡水浴について
⇒ 海水魚の淡水浴で使う淡水の作り方
⇒ 海水魚の淡水浴の方法
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では、淡水浴開始です。
カクレクマノミを捕まえやすくするため、カクレクマノミの入ったトリートメント水槽の海水を抜きます。
まず、1匹やさしく捕まえ、淡水に入れます。
(補足)
今回は、手で捕まえていますが、デリケートな個体の場合は、
小さなプラケースで海水ごとすくいます。
(補足)
おいら、カクレクマノミの淡水浴は何度も行ったことがあるので、
真水を使用した淡水浴を行っていますが、
淡水浴に弱い魚であるとわかっているときや、
これまで淡水浴をさせたことがない種類の魚を淡水浴させる場合は、
少量の人工海水を溶かしています。
今回は、5分間淡水浴させます。
淡水浴に弱い魚は、短めで行います。
このとき、魚体から寄生虫が剥がれ落ちないか注意深く観察します。
目から寄生虫が剥がれ落ちることもあります。
淡水浴中に、魚が横に倒れることがありますが、
こんなときは、ゆっくり水を混ぜ、水の動きを作ってあげます。
今回、横に倒れそうになりました!!
5分の予定でしたが・・・
写真のチェックをしたりしていたら、10分ぐらい経過していました!
新しいトリートメント用海水の入った水槽に入れます。
何事もなかったかのように泳いでいました。
ホッとする瞬間です!
(補足)
今回は、淡水から、新しいトリートメントタンクに
生体をポチャッと移していますが、生体の種類や状態により、
水合わせキットを用い、ゆっくりとトリートメント用の海水を注ぐこともあります。
おいら、淡水から海水に移す作業は、海水から淡水に移すときよりも慎重に行っています。
1匹目の淡水浴が終わったら・・・
すぐに2匹目の淡水浴を行うのではなく、
30分ほど1匹目の様子を見て、異常がないこと確認した上で行います。
1匹目の様子を見ている間に、
水槽の底に寄生虫が剥がれ落ちていないかもチェックします。
寄生虫を確認しやすいように、プラケースの下に黒いデコパネを敷いています。
今回は、寄生虫は確認できませんでした。
寄生虫がいたら、プラケースの底に白い粉のようなものや、
米粒のようなものが落ちています。
30分後・・・・
1匹目のカクレクマノミに異常が見られなかったので、
残りの3匹の淡水浴を行いました。
5分の予定でしたが・・・
写真の撮り直しなどをしていたら、またまた10分ぐらい経過していました!
カクレクマノミたちは、淡水浴を乗り越えトリートメントタンクで元気に泳いでいます!
これで淡水浴は完了です!
これから数日間、毎日換水し、各個体の様子をよ~く観察します。
では、また!!
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