海水魚水槽立ち上げ

トリートメント中のカクレクマノミが白点病に・・・!


2日前、我が家にやって来たカクレクマノミ・・・

昨日の淡水浴を乗り越え・・・・

ホッとしていたところではありますが・・・


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先ほど、トリートメント海水の換水を行うために水槽をのぞいたところ・・・

なにやら・・・

体表に白い点がポツポツとあるじゃあ~りませんか!

カクレクマノミ淡水浴中
画面をよ~く見て下さいね!!
(肉眼で見るとけっこう見えるのですが・・・)

昨日、淡水浴を行ったばかりなので・・・・寄生虫ではないはずです。

白点病に間違いないと思います!

白点病の元となる白点虫は、次のようなサイクルで生きています。

(1)水中を浮遊する白点虫(セロント)
 ↓
(2)セロントが魚体に侵入
 ↓
(3)魚体に侵入したセロントが成長しトロホントになる・・・約1週間
 ↓
(4)トロホントが魚の体表に現れる・・・白点病が確認できるのはここ
 ↓
(5)トロホントが魚体から離れ、プロトーモントとして水槽の底に向かう
 ↓
(6)水槽の底に達したプロトーモントが、シストという硬い膜を作る
 ↓
(7)シストの中で細胞が分裂する
 ↓
(8)セロントが放出される
 ↓
(1)から繰り返し

つまり・・・

白点虫は数日間、魚体の内部に潜伏しており、

成長すると体表に現れてくるので、

たぶん、おいらが見ている白いポツポツは、

おいらの家に来る前に、

魚体の内部に侵入していたものでしょう。

ということで・・・

白点病ごときで、アタフタしても仕方ないので・・・

サッサと治療するために・・・

新しいトリートメント海水に移しました。

新しいトリートメント海水で薬浴


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で・・・

ここからいよいよ、白点病治療です!!

白点病といえば・・・

コイツの出番です!

白点病治療の銅イオン
銅イオンの白点病治療薬<です! 左側がシーケムのキュプラミン(液体) 中央がデルフィスの銅イオン(粉末) 右側は・・・・タバコです。(おいらが吸います!) で・・・・ 今回チョイスしたのは、 シーケムのキュプラミン
シーケムの「キュプラミン」です。

液体なのでわざわざ溶かす必要がありません。

おいら、白点病を見つけたら・・・

速攻で、治療するタイプです!!!

なので、早速・・・

こんな感じでポタポタと3滴入れておきました。

シーケムのキュプラミンを投入

これで、銅イオン白点病治療薬による治療開始です!!

早っ!!

(補足)
おいら、
キュプラミン3滴で、銅濃度が「0.25mg/l」、
キュプラミン6滴で、銅濃度が「0.5mg/l」にように、
プラケースに海水を入れるラインの印を付けています。

海水を入れるライン
こうしておけば、手早く安全に銅イオン治療を開始できます。

銅濃度を測定するためには、銅テスターというものを使いますが、
おいらが使っている銅テスターは、こんなやつです。
今回は使いませんが・・・

銅テスター
左がシーケムの銅テスター
右がレッドシーの銅テスター

銅テスターの使い方は下記の記事をご参照下さい。
⇒ 銅イオン試薬(シーケム・銅テスター)の使い方

ちなみに、銅イオン白点病治療薬「キュプラミン」の濃度は、

1日目  0.25mg/l
2日目  0.25mg/l
3日目  0.5mg/l

以後、「0.5mg/l」をキープ

こんな感じで1~2週間治療します。

エアレーションのみのトリートメント水槽で

餌も与えますので、毎日換水もしています。

初期の白点病ぐらいじゃクマノミは死にませんが・・・

白い点々が付いていると、おいらの精神衛生上よろしくないので・・・

早く良くなってくれ~

では、また!!


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