海水魚の淡水浴で使う「淡水」の作り方
ここでは、おいらが行っている・・・
海水魚の淡水浴で使う「淡水」の作り方
をご紹介いたします。
おいらの場合、
淡水浴に使う「淡水」は、
カルキ抜きをした「淡水」を使用し、
淡水浴をさせる海水魚の入った海水と
「水温」と「PH(ペーハー)」を合わせたものを使用します。
(補足)
PH(ペーハー)に大きな差があると、魚がショックを起こすことがありますので注意が必要です。
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では、早速、やっていきます。
水温について・・・
水温については、オートヒーターで海水の水温と合わせます。
こんな感じで・・・
PH(ペーハー)について・・・
PHの調整には色々なやり方がありますが、
おいらは、これを使います。
デルフィスのバッファーアルカリです。
pH値(8.1まで)とアルカリ度を上昇させる商品です。
デルフィスのバッファーアルカリの中身は白い粉で、淡水に溶かして使用するタイプです。
海水に添加する場合でも、淡水に溶かして使用します。
ただ・・・なかなか溶けません。
コーヒーの砂糖をスプーンで溶かすようなやり方では、
手首が疲れてしまいます。・・・あくまで、おいらの場合
なので、おいらは、こんなものを使います。
これに、淡水を入れ、バッファーアルカリの粉を注ぎ、
激しくシェイクすれば、スプーンでかき混ぜるよりも楽に溶けてくれます。
あとは、これをPH(ペーハー)を調整したい淡水に添加し、
淡水浴をさせる海水魚の入った海水と同じPH(ペーハー)にするだけです。
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現在のトリートメント水槽の海水のPHを測ってみました。
PHの測定には、マーフィードの「エコペーハー」を使いました。
今回のように、細かくPHを測る必要がある場合、試薬や試験紙よりも楽にPHを測ることができます。
エコペーハーについての詳細は、下記の記事をご参照下さい。
⇒ マーフィードのエコペーハー(PHメーターの使い方)
よって、淡水を「PH=8.1」に調整します。
現在の、淡水のPHを測ってみました。
これに、先ほど作ったバッファーアルカリを溶いた水をポタポタと添加します。
添加後の、淡水は、「PH=8.1」になりました。
これで・・・
温度差によるショックの心配も、
PH(ペーハー)ショックの心配もなくなりました。
よって・・・
淡水浴用の淡水の準備完了です。
実際の淡水浴の方法は、下記の記事をご参照下さい。
⇒ 海水魚の淡水浴の方法
海水魚のトリートメントに関する関連記事は、下記をご参照下さい。
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