海水魚のトリートメント用海水(薬浴用海水)の作り方
ここでは、
おいらが、行っている「トリートメント用海水(薬浴用海水)」の
作り方をご紹介いたします。
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まず、
おいらは、トリートメント用の海水は、新しい海水を使用します。
なので、ショップで魚を購入する前日には、海水を作っておきます。
人工海水の作り方については、下記の記事をご参照下さい。
⇒ 人工海水の作り方
※ 何も魚を購入しなかったら、換水で使います。
おいらが・・・
なぜ、新しい海水を使うかと言えば、・・・
毎回、同じ条件でトリートメントを行いたいからです。
毎回、同じ条件の海水でトリートメントを続けていれば、
トリートメント中に起こる生体の異常への対応も
前回成功した方法で、同じように行うことが出来るからです。
では、早速、トリートメント用の海水を作っていきます。
まず、
細菌性感染症の治療薬を準備します。
おいら、トリートメント中は、幼魚など体力のないものを除き
グリーンFゴールド(細菌性感染症治療薬)の顆粒を規定量の半分以下の範囲で使います。
グリーンFには、いろいろな種類がありますが、
おいらは、グリーンFゴールドの「顆粒」を使っています。
(グリーンFゴールドをGFGなんて言う方もいます。)
(補足)
日本動物薬品株式会社の「グリーンF」シリーズには、
いろんな種類があります。
「グリーンFゴールド」にも、顆粒のものとリキッドタイプがあり、
間違えやすいと思います。
「グリーンFゴールドの(顆粒)」と、それ以外のものでは、
成分が違いますので、購入時には間違わないようにしましょう。
(補足)
グリーンFゴールド(顆粒)には、ニトロフラゾンが含まれています。
このニトロフラゾンの影響でしょうか、グリーンFゴールド(顆粒)で長期薬浴させた場合、
リムフォ(リムフォシスティス)という病気を発症しやすくなることが知られています。
そのため、グリーンFゴールド(顆粒)による長期薬浴(2週間以上)は控えた方がいいと思います。
また、ニトロフラゾンは魚体への吸収率が高いので、高濃度で使用した場合、
魚がダメージを受けることがあるので注意が必要です。
おいらが使っているものグリーンFゴールド(顆粒)は、
1箱に2グラム入りが3個入っています。
グリーンFゴールド顆粒には、1袋2グラム入りと5グラム入りがあります。
小型水槽で、海水魚を楽しむのであれば、2グラム入りが使いやすいと思います。
グリーンFゴールド(顆粒)中身は黄色い粉です。
今回は、20リットルの海水で、トリートメント用海水を作ります。
人工海水の作り方については、下記の記事をご参照下さい。
⇒ 人工海水の作り方
この中に、グリーンFゴールドの顆粒を一袋の4分の1(0.5グラム)入れます。
棒で10回ぐらいかき回すと、簡単に溶けます。
これで、トリートメント用海水(薬浴用海水)が出来ました!!
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ちなみに、
おいらの場合、グリーンFゴールドの薬効期間を考慮して、
2日分のトリートメント用海水を一度に作ります。
(20リットルのトリートメント用海水で2日分です。)
トリートメント用海水(薬浴用海水)の作り方については、以上です。
海水魚のトリートメントに関する関連記事は、下記をご参照下さい。
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