配管についての覚え書き

膜張り現象による接着不良について!


おいらが、・・・

水槽の配管をするうえで、・・・

忘れてしまいがちなポイントをまとめたコーナーです!!

このカテゴリーを作った経緯については、下記の記事をご参照下さい!!
⇒ 新カテゴリー「配管についての覚え書き」を作りました!!

これまでにアップした、塩ビ管に関する覚え書きは次のとおりです!!
⇒ 水槽の配管に使う塩ビ管の種類(規格)について!
⇒ 水槽の配管に使う塩ビ管のサイズ(規格)について!
⇒ 塩ビ管の接続に使う継手について!
⇒ TS継手(90度エルボ)の各部の寸法について!
⇒ DV継手(90度エルボ)の各部の寸法について!
⇒ DV継手(ソケット)の各部の寸法について!
⇒ 継手を使った接合方法について!


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今回は・・・

「接着剤による膜張り現象による接着不」について、・・・

「覚え書き」にまとめておきたいと思います!

実は、前回の記事で、・・・

「継手」を使って、塩ビ管を接合する際に・・・

塩ビ管を「面取り」していないと・・・

接合時に、継手受口の接着剤を削り取ってしまい、・・・

接合不良の原因となる・・・・

みたいなことを書きましたが・・・・

前回の記事
⇒ 継手を使った接合方法について!

この現象が「膜張り現象による接着不良」と言われるものです。


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オーバーフロー水槽のパイプの接合不良の中でも

かなりの割合を占めていると思います!!!

おいらも、かなりやらかしましたので・・・・

よ~くわかります!!

で・・・

どういうことが起こるのかといえば・・・・・

塩ビ管を、こんな感じでしっかり「面取り」していれば・・・

面取りされた塩ビ管

下の図のように、接着剤による膨潤層ができ、・・・

この層により管は流動的に差し込まれ・・・

結果、接着剤の乾燥と共に接着強度が高まります。

塩ビ管の正しい接合イメージ

ところが、・・・

塩ビ管を「面取り」していなければ・・・

面取りされていない塩ビ管

下の図のように、接着剤が継手内に掻き出され・・・

膜張り現象という接着不良が起こってしまいます。

塩ビ管を「面取り」していないため起こった膜張り現象による接着不良

こうやってみると、結構おそろしい現象ですね!!

「接着不良」を避けるためにも、「面取り」はしっかりやっておくべきかと・・・

おいらが使っている「面取り工具」については、下記の記事をご参照下さい!
⇒ 塩ビ管の面取り用工具

以上、「膜張り現象による接着不良」についての覚え書きでした!!

では、また・・・


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