海水魚水槽立ち上げ

水槽立ち上げ！濾過槽編

昨日は、水槽のバックヤード（殺菌灯設置板）を作りました。

今日は、濾過槽の改造を行います。

今回使用する濾過槽は、（幅）43cm×（奥行）25cm×（高さ）45cm（30cm）のＬ型２層式濾過槽です。

こんなやつです。

プロテインスキマー（HS-400）を設置し、こういう使い方もできます。

今回も、上の写真のようにプロテインスキマーを設置してもいいのですが、
この方法では、濾材の量を確保できないので、より多くの濾材を使えるように
濾過槽を改造しようと思います。

プロテインスキマーが必要になった場合は、倉庫で眠っている
カミハタの「海道達磨」を外掛けで使用しようかと・・・

（補足）
濾材を使う場合、濾過槽の水位を一定に保つことができるように
していないと、濾過能力が不安定になるので、
そのためにも改造が必要だと思っています。

おいらが、濾材の量にこだわるのは、
ズバリ、病気の予防です！！

おいらは、海水魚メインの水槽の場合は、
より多くの濾材を使い、しっかりした濾過を立ち上げておけば、
白点病などの病気の発生をかなりの確立で予防出来ると思っています。

しつこいようですが・・・

海水魚を状態良くキープするために必要なもの・・・

それは・・

殺菌灯でも、オゾナイザーでも、プロテインスキマーでもなく・・・

しっかりバクテリアが定着した濾過槽だと信じています！

それでも、病気が出るときは出ますけど・・・
手に負えないレベルに進行することは、あまりないかと・・・

過去の飼育経験からも、目の細かいウールマットで
汚れをキッチリ漉し取り、しっかりバクテリアが定着した濾材で
生物濾過をさせた水槽では、あまり病気にビクビクしなくて
済みました。

濾材を用い、生物濾過（強制濾過）で魚を飼えば、
硝酸塩が蓄積されますが、これは、換水や還元濾過でカバーできます。

決して、他の方法を否定しているワケではありませんので・・・
誤解しないで下さいね。

それでは、濾過槽の改造にはいります。

今回の改造は、２層式から、３層式への改造です。

使用するのは、自作好きアクアリストの必需品「バスコーク」です。

基本的に「バスコーク」に入っているマスキングテープとヘラがあれば作業は出来ますが、ヘラが使いにくいので自前のヘラ（コーキング用）を使用します。

まず、水中ポンプを仮置きし、濾過槽の仕切り板の場所を決めます。

仕切り板の場所が決まったら、マスキングテープを貼り、バスコークを流し込むだけです。

一日で固まりますので、水漏れがないか確認します。

増設した濾材スペースには、パンチングボードでスノコを作りました。

スノコの足は、塩ビの水栓ソケットです。

スノコを作った後で、思ったのですが、この濾過槽の濾材を
メンテナンスするためには、キャビネットが狭く
濾材まで手が届かない部分があるので、
濾過槽をキャビネットから引っ張り出さないといけません。

ところが、濾材と濾材スペースに残った水の重さで、
キャビネットから引っ張り出す作業が困難になりそうなので、
水抜きの配管を設置しました。

それが、これです。

これがあれば、こまめに濾過槽の底にたまったデトリタスを吸い出すことも出来ます。

次に、ウールマットの目詰まりによる漏水を防ぐために、水抜き用の配管をしました。

これで、サンミューズのファインマットのような目の細かい
ウールマットをビッシリ敷いても安心です。

最後に、クーラーからの冷やされた水を戻すための配管をしました。
配管の先端につけているのは、カミハタの「塩ビ接続パーツ 13A用」
これをつかえば、「内径12mm、外径16mm」のホースを簡単に接続できます。

カミハタの塩ビ接続パーツ

クーラーの循環は、
濾過槽　→　クーラー　→　濾過槽
という濾過槽内循環タイプです。

これで、濾過槽の改造は完了です！！

今日はこの辺で・・・・

あしたは、どこまで進むかな？

では、また！