自作の多段連結OF水槽

自作の多段連結OF水槽・・・ドライ濾過槽+5層式濾過槽です!


昨日ご紹介した、自作の・・・・

3階建て多段連結オーバーフロー水槽(マンション水槽)ですが・・・

こんなやつです。

多段連結OF水槽のイメージ図

昨日の記事
⇒ 自作の多段連結オーバーフロー水槽です!


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アンモニア発生量の多いカメを・・・

しかも6匹も入居させるにあたって、

最も労力を注いだところといえば・・・・

そう、

濾過槽です!!

今日は、その濾過槽をご紹介いたします。

まず、濾過槽の全体像です!

多段連結OF水槽の濾過槽です!!
あくまでおいらの感想ですが・・・
約3年まわしているわりには、きれいだと思います。

これから写真で詳細をご説明いたしますが、・・・

その前に、濾過槽のイメージ図を載せておきます。

濾過槽のイメージ図

濾過槽は・・・

ウールボックス+ドライ濾過槽+ウエット濾過槽という構成です。

まず、ウェット濾過槽について・・・・

ウエット濾過の水槽は、60cm幅の「らんちゅう水槽」です。

これに塩ビ板で4枚の仕切りを入れて、5層式の濾過槽にしています。

5層式の濾過槽
水の勢いでバイオボールが浮かび上がる部分には、リング濾材で重しをしています。

ウエット濾過槽のメイン濾材は、カミハタの「バイオボール」です。

カミハタのバイオボール

バイオボールを拡大してみました。

バイオボールを拡大
通水性にすぐれた構造です。

ウェット濾過槽には、バイオボールを15リットルほど入れています。
数にして1500個ぐらいです。

バイオボールのパッケージ

おいら、リング濾材をはじめいろんな濾材を試しましたが・・・

淡水では、カミハタの「バイオボール」をウェット濾材として用いると、

長期間安定する、最強の濾材になると思います!

濾材には、キョーリンのエアーポンプ「ハイブローC-8000」でエアレーションをしています。

ハイブローC-8000

静音仕様のエアーポンプはいくつも販売されていますが、・・・

実際に購入してみると・・・

ぜんぜん静音じゃないじゃん!!

なんてことが多いですが・・・

キョーリンの「ハイブローC-8000」は、期待を裏切らない数少ないエアーポンプだと思います!!

エアレーション中の濾材です!!

濾材にエアレーション
ほとんど汚れていませんが、さわるとヌルヌルしています。
当然ながら、アンモニアと亜硝酸は検出されません!!
後ほどご紹介する「秘密のバクテリア」のおかげだと思います。

メインポンプは、「エーハイムの水陸両用ポンプ 1262」です。 

エーハイムの水陸両用ポンプ 1262

「エーハイムの水陸両用ポンプ 1262」は、

流量:3400L/h
最大揚程:3.6m

なので、170センチの高さまで水をくみ上げなければならない、

3階建てのオーバーフロー水槽でも十分な流量を確保できます。

さらに、排水パイプが「φ16/22mm」なので、

市販の塩ビ管(13A)との相性もバッチリです。


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次に・・・ドライ濾過槽とウールボックスについて

ドライ濾過槽の上にウールボックスを2段重ねにしています。

ドライ濾過槽とウールボックス
普通のウールマット(白)1枚と、粗めのマット(オレンジ)を2枚
敷いていますが、目詰まりましません。

上2段のウールボックスとして使用しているのは、「GEXのウェット&ドライろ過槽」です。

GEXのウェット&ドライろ過槽

ドライ濾過槽は、「GEXのグランデ600R」です。

GEXのグランデ600R

いわゆる「上部式フィルター」ですが、
今回ウールボックスとして使用している「ウェット&ドライろ過槽」を乗せることが出来るので便利です!!

実物の写真は撮れませんでしたが、濾過槽の「消音パイプ」を取り外し、「吐出口パイプ」をカットすれば、ドライ濾過槽として利用できます。

GEXのグランデ600Rの説明書

ドライ濾過槽の「GEXのグランデ600R」には、「バイオボール」を3リットルほど入れています。
数にして300個ぐらいです。

そうそう、・・・・

濾過が強力になれば・・・

アンモニアや亜硝酸は気にしなくてもよくなりますが・・・

その分、「硝酸塩」の蓄積が気になりますね。

カメが6匹もいれば・・・

硝酸塩の数値が「500mg/L」ぐらいにすぐに跳ね上がってしまいますし・・・

なので・・・

おいら、・・・

コレを使ってます!!

還元ろ過BOX
「還元ろ過BOX」です!!

こんな感じで、204号室(2階の右端の水槽)と
304号室(3階の右端の水槽)に計2個セットしています。

還元ろ過BOXをセット

「還元ろ過BOX」を使えば、「硝酸塩」の濃度を低く維持できます!!

「還元ろ過BOX」とは・・・

簡単に言えば・・・

魚やカメのフンや餌の食べ残し → アンモニア → 亜硝酸 → 硝酸塩

という分解の流れで、最後に水槽内に蓄積される硝酸塩を窒素ガスというかたちで

水槽外に排出してくれる還元濾過(硝酸塩除去)器です。

ちなみに・・・

この多段連結オーバーフロー水槽の硝酸塩濃度は、・・・

週に1回20リットル程水換えすれば、25mg/Lぐらいで維持できます。

積極的に水換えしなくても、50mg/L以下です。

ドライ濾過槽 + ウエット濾過槽 + 還元ろ過BOX

という最強タッグのおかげか、・・・

カメが6匹居ても・・・

空き部屋の304号室(3階の右端)に仮住まいしている

ゴールデンハニードワーフグラミーのペアは、産卵を繰り返しています!!

ゴールデンハニードワーフグラミーの産卵
泡巣を作って繁殖行動をしているところです。

「還元ろ過BOX」は、「海水館」というお店で販売されているものですが、淡水でも使えます!!
⇒ 海水館

今回、ご紹介している「還元ろ過BOX」は、「海水館」さんが販売されている商品ですが・・・

自作も出来ます!!

自作に関する記事は、下記の記事をご参照下さい。
⇒ 水槽立ち上げ!ミニ還元ろ過BOX自作編
⇒ 水槽立ち上げ!ミニ還元ろ過BOX養生編
⇒ 水槽立ち上げ!ミニ還元ろ過BOX養生の経過~設置編

最後になりましたが・・・・・

この濾過槽の能力を最高の状態で保つために・・・

秘密のバクテリアを使っています!

その秘密のバクテリアとは・・・

 ・

 ・
これです!

バイオエース

「バイオエース」と言うバクテリアです!

あまり、店頭で見かけないバクテリアかもしれませんが・・・

何百万円もする錦鯉の飼育でも・・・

何十万円もするディスカスの飼育でも・・・

使用されているバクテリアです!

ちなみに、「ディスカス バイオエース」というキーワードで検索したら、

ためになる記事が出てくるかと・・・

「バイオエース」は、いくつものバクテリアを試し・・・

ようやくめぐり合ったバクテリアです!

このバクテリアを使うようになってから、

カメの糞がいつの間にか消えてしまうようになり・・・

ウールマットの目詰まりもなくなりました!

ちなみに・・・
ウールマットは3ヶ月に1回程度の交換で十分です!!

水槽でカメを飼うなら、「バイオエース」が一番かと!!

今日はこんなところで・・・・

では、また!!


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