小型オーバーフロー水槽自作

オーバーフロー水槽自作!アクリル給水パイプの曲げ加工編


小型オーバーフロー水槽の自作作業を継続中です!!

オーバーフロー水槽の自作ネタで、20記事を超えていますが・・・

いつものペースと言うことで・・・

さて・・・

先日は、排水管の加工&取り付け作業を行いました!!

前回の記事
⇒ オーバーフロー水槽自作!排水管の加工&取り付け編


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本日は、「アクリル給水パイプの曲げ加工」を行います。

「曲げ加工」なんてエラそうに書いていますが・・・・

マメデザインのマメオーバーフローのように複雑な曲線に曲げたりするわけではなく・・・・

単に「くの字」に曲げるだけです!!

そうそう、・・・・

「アクリル給水パイプ」についての詳しい説明は不要だとは思いますが・・・

この部分のパーツです!!

アクリル給水パイプ

では、早速・・・

まず、今回使うアクリルパイプです。

アクリル透明パイプ(13A)

アクリル透明パイプ(13A)

「外形18mm」、「内径14mm」、「厚さ2mm」のアクリル透明パイプです。

これを「ノコギリ(パイプソー)」で「10cm」の長さにカットしました。

アクリル透明パイプ(13A)を10cmの長さにカット

次は、「ヒートガン」をセッティングします。

「ヒートガン」とは、「ヒーティングガン」とか「ホットガン」などとも呼ばれ、

高温の熱風を発生させる強力なドライヤーのようなものです!!

おいらが、愛用しているヒートガンについては、過去記事でご紹介しています!
⇒ ヒートガン(パワーソニックヒートガンセットHG-10S)


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アクリルパイプは、熱を加えると簡単に曲げることが出来るので・・・

コンロやバーナーの熱を利用したり、・・・

天ぷらの要領で熱したサラダ油を利用したり・・・

色んな方法がありますが・・・

おいらは、「ヒートガン派」です!!

まず、おいら好みの温度(180~200度)にセットしました。

ヒートガンの温度調節

手前の黒い部分が温度調節のダイヤルです。

アクリルパイプの「曲げ」にちょうど良い温度になるところに、

白いテープで矢印を貼っています。

ヒートガンに「曲げ加工」用の先端ノズルをセットしました。

ヒートガンに「曲げ加工」用の先端ノズルをセット

ヒートガンに「曲げ加工」用の先端ノズルをセット

「曲げ加工」用の先端ノズルを使うと、

曲げたい部分全体を温めることが出来るので、

曲げやすくなります。

ヒートガンを両手が使えるように立てました。

ヒートガンを立ててセッティング

ヒートガンのスイッチオンです!!

ヒートガンのスイッチオン

オレンジ色の部分がスイッチです。

「1」、「2」と書いてあるのは、風量調節を意味します。

あっ、

ここから先は、写真を撮りやすくするために、ヒートガンを寝かせました。

でも、普段パイプを曲げるときは、ヒートガンを立てています。

温風が出てきたら、アクリルパイプをセットしクルクル回します。

アクリルパイプをセットしクルクル回します。

曲げる部分全体を暖めるような感じです!!

温風で火傷しないように注意しましょう。

カメラを右手で持っているために・・・・

撮影できませんが・・・

おいら、左手には軍手をしていますが、右手は素手です!!

素手の感覚で、アクリルパイプが柔らかくなる状態を判断しています。

(真似される場合は、自己責任でおねがいします。)

「今だっ!!」という状態になったら、ゆっくり曲げます!

アクリルパイプをゆっくり曲げます。

すぐに固まってしまうことはないので、あせらなくていいと思います。

パイプの状態に気を使いながら・・・・

ゆっくり、慎重に曲げましょう。

(補足)
「今だっ!!」という状態を記事で表現したかったのですが・・・・

上手く表現できませんでした。

何回も曲げて、手が覚えた感覚で判断しているとしか言いようがありません。

ある程度曲がったら、・・・

おいらのオリジナル「曲げ板」にセットし、角度を確認します。

「曲げ板」にセットし、角度を確認

「手が覚えている」とは、このことだと思います。

ジャストな角度でした!!

(補足)
「曲げ板」の曲線に押し当てて曲げているわけではありません。

(補足)
「曲げ板」は、曲げる角度が30度ぐらいになるように作っています。

この「曲げ板」は、過去の経験をもとに、・・・

30cm幅の水槽で、おいら好みの給水角度を作るために、

使っています。

あと・・・

おいらの「わがままなアクア友達」が、・・・

「この前と同じ角度の給水パイプを作ってくれ!!」

なんて平気で言ったりしますので・・・・

そして、出来上がったのがこちらです!!

アクリル給水パイプ完成

パイプの穴の中も楕円形に変形していません。

給水パイプの穴の中も楕円形に変形していません。

たいへんよくできました!

とりあえず、エルボ継手(写真のクリアブルーのパーツ)にセットしてみました。

給水パイプをエルボ継手にセット

いい感じです!!

納得の仕上がりです!!!

(補足)
アクリルパイプを曲げる途中に、

曲げている部分が楕円形に変形してしまったり、

パイプにシワが入る場合は、

パイプの中に「塩」や「砂」をギッシリ詰め込んで、

テープでふさぎ、作業をすればよいかと思います。

最後に・・・・

先ほど、パイプを曲げる時には、・・・・

パイプの状態に気を使いながら・・・・

と書きましたが、

パイプへの気使いがないと・・・

下の写真のようにシワが入ってしまいます。

曲げ加工の失敗例
(以前、失敗したものです。・・・念のために・・・)

こうなってしまったら、パイプの中に曲げた部分が食い込み・・・

水の流れを妨げることがありますので、注意が必要かと・・・

曲げ加工の失敗例
パイプの中に曲げた部分が食い込み、突起のようになっています。

曲げる部分の全体を温め、・・・

パイプの状態に気を使いながら・・・・ゆっくり、慎重に曲げる

これが、おいらがアクリルパイプを曲げるときに心がけていることです!!

では、また・・・


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