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スターティングフィッシュのトリートメント(その1)

本日、スターティングフィッシュを買ってきました。



デバスズメです・・・

デバスズメ



ショップの水槽に4匹だけ残っていたので、

中途半端な数ですが、全部買いました。



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で・・・

昨日準備していた、海水の入ったバケツで温度合わせ中です。

温度合わせ中
水温25度、エアコンで部屋ごと温度管理中です。



スターティングフィッシュに何を選ぶかは、

人それぞれでしょうが・・・



おいらは、デバスズメときどきカクレクマノミ派です。



ショップでは、、

スターティングフィッシュとして、ルリスズメやシリキスズメを

勧められることがありますが・・・

ルリスズメやシリキスズメは、見ているおいらが辛くなるぐらい

壮絶な仁義なき戦いを繰り広げるので・・・

おいら、デバスズメ(ときどきカクレクマノミ)を選びます。



デバスズメも小競り合いはしますが・・・

ルリスズメやシリキスズメほどではありません。



おいら、実は平和主義者です!!



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で・・・



温度合わせをしている間に、トリートメント用の海水の準備をします。



使うのは、グリーンFゴールド(細菌性感染症治療薬)です。

グリーンFゴールド(細菌性感染症治療薬)です。



おいらが使っているものは、1箱に2グラム入りが3個入っています。

1箱に2グラム入りが3個入っています。


中身は黄色い粉です。

中身は黄色い粉です。


バケツに作っておいた海水が20リットルなので、

この中に、グリーンFゴールドの顆粒を一袋の4分の1(0.5グラム)入れます。

グリーンFゴールドの顆粒を一袋の4分の1入れます。



棒で10回ぐらいかき回すと、簡単に溶けます。

簡単に溶けます。



これで、トリートメント用の海水の準備は完了です。
(毎日換水するおいらは、グリーンFゴールドの薬効を考慮し、2日分のトリートメント用海水を一度に作り、水中モーターで回しています。)



※ グリーンFゴールドを使う上で注意すべきことは、次のページをご参照下さい。
⇒ 水槽立ち上げ!スターティングフィッシュ導入準備編その2



次は、温度合わせの済んだデバスズメをショップの海水ごとプラケースに入れます。

ショップの海水ごとプラケースに入れます。
ショップの海水が多い場合は、ここで減らしておきます。



酸欠防止のため、エアレーションを入れておきます。

エアレーションを入れておきます。



ここに、先ほど作った、グリーンFゴールドを溶かしたトリートメント用の海水を点滴で注いでいきます。

トリートメント用の海水を点滴で注いでいきます。



この水合わせには、昨日ご紹介した「水合わせキット」を使用しています。

水合わせキット



このやりかただと、海水が溢れることはありませんので、

あとはほったらかしでかまいません。



約2時間後・・・



注水完了しました。

注水完了



「水合わせキット」にエアストーンを付けているので、ほぼ全ての海水を吸い出しています。

ほぼ全ての海水を吸い出しています。



これで、水合わせ完了・・・・トリートメント開始です!


今日から、約一週間、

じっくり観察しながら、

毎日換水しトリートメントします。



話は変わりますが・・・

ここで面白いものをお見せしましょう。

デバスズメを買ってきたときのショップの海水をテストプレートにセットし、
これに試薬を加えました。

すると・・・

うすい水色に色が変わりました。(下の段の右端です。)

銅の反応



何で試薬が反応したかといえば、「銅」が検出されたからです。

数値にして、0.5mg/Lぐらい・・・



このように、ショップでは白点病対策(治療より、予防のためだと思います。)のため、販売水槽に銅を使用しているところがあります。



また、銅に限らず、おいらの飼育環境と相性の悪い添加剤が使用されている可能性もゼロではありません。



なので、・・・

おいらは、ショップの海水を本水槽に入れることはしません。

今回のような、魚メインの水槽であれば、

0.5mg/L程度の銅による影響はないと思いますが、

銅に敏感な生体のいる小型水槽に、

銅の入ったショップの海水を大量に入れたりすると

生体にダメージを与えるかも知れませんので・・・



(補足)
おいら、海水水槽を始めた頃は、
銅イオンが少しでも水槽内にあったら、
サンゴやイソギンチャクが死ぬと思っていましたが、
今は、あんまり気にしなくなりました。
市販の人工海水の中には、微量の銅が配合されている
ものもありますし・・・
添加剤の中にも微量の銅が配合されているものがありますので・・・
銅治療のような濃度(0.2~0.5mg/L)は論外ですが、
ごく微量であれば、生体にダメージを与えることは
まずないと思います。
重金属を無害化できる「アクアセイフ」なんていうのもありますし・・・
あくまで、おいらの考えと言うことで・・・



今回は、アクアセイフで無害化しておきました!

アクアセイフ



デバスズメは、白点病に強いと思いますが、おいらが購入したショップでは、

1つの水槽をセパレーターで区切り管理されていました。

おそらく、その水槽の中に、白点病にかかりやすい魚がいたので、

銅が使われていたのでしょう。



おいら的には・・・

銅を使っているなら
「銅を使っているよ」と・・・

客の見えないところで強力な殺菌灯を使っているなら、
「強力な殺菌灯を使って雑菌の少ない水槽で管理しているから、抵抗力が落ちているかもしれないよ」と

オゾナイザーを使っているなら、
「オゾナイザーを使って雑菌の少ない水槽で管理しているから、抵抗力が落ちているかもしれないよ」

等と、言ってくれた方が有難いのですが・・・



ちなみに、今回使った銅試薬は・・・こちらです。

シーケムマルチテスト 銅テスター
シーケムマルチテスト 銅テスター(銅試薬)です。


おわりに・・・
銅を使っているのはどこのショップなんだ?
なんて、おいらに聞かないで下さいね!
ご自身で確認して下さいね~


では、明日!!



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