水槽立ち上げ!ミニ還元ろ過BOX養生編
昨日、おいらのネタ切れを救ってくれた「ミニ還元ろ過BOX」です・・・
昨日の記事
⇒ 水槽立ち上げ!ミニ還元ろ過BOX自作編
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今日から、こいつを「養生」させます。
養生とは・・・・
(1) 摂生(せっせい)
(2) 保養
(3) 土木・建築で、コンクリートや柱を保護すること
です。
では、早速作業開始です!
おやっ?
ちょっと待て!!!!!!!!!
「ミニ還元ろ過BOX」を摂生してどうするんや!
「ミニ還元ろ過BOX」を保養してどうするんや!
まして、「ミニ還元ろ過BOX」は、コンクリートや柱ちゃうで!
ごめんなさい!
デイリーコンサイス国語辞典にこう書いてあったもので・・・・・
しょ~もないこと書いてしまいました!
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ここからは、真面目に・・・
「還元ろ過BOX」でいう「養生」は・・・・・
「還元ろ過BOX」の中に入れたデニトロゲンやスポンジに
還元ろ過細菌を繁殖させ、細菌の粘膜層を作り、
「還元ろ過BOX」の外に細菌が出てしまうことを避けるために行います。
ここに、還元ろ過細菌を繁殖させ、細菌の粘膜層を作るためです!
「養生」を怠ると、水中に細菌が出て行くため、海水が濁ったりするそうです。
「養生」の方法についても、「還元ろ過BOX」の本家本元の「海水館」さんのホームページで公開されています。
今度こそ、本当の作業開始です!
まず、海水温が25度になるようにエアコンを調整しました。
プラケースに飼育水を「還元ろ過BOX」が完全に浸る深さまで入れました。(10リットルくらい)
養生のための飼育水は、硝酸塩が多くても問題ないとのことです。
(むしろ、硝酸塩が多いほうが好ましいそうです。)
立ち上げている水槽は、「硝酸塩=10mg/L」ぐらいで、
硝酸塩が多いとは言えないので、「活餌水槽」の換水スパンを延ばし、
あえて硝酸塩を蓄積させた海水を使うことにしました。
念のため、現在の亜硝酸と硝酸塩を測定しておきます。
測定に使うのは、テトラの試験紙です。
中にはこんなものが入っています。
試験紙には、測定用のパットが付いています。
24回分の試験紙が入っていますが、ハサミで半分にカットすれば48回分使えます。
さらに、3分の1にカットすれば・・・72回分使えます。
こんな感じで・・・
これでも、ちゃんと水質を測れます。
テトラの試験紙は、試験紙のパット部分を測定する海水に1秒浸し、60秒待ってから比色紙で数値を確認します。
話がそれてしまいました・・・
実際に養生用の海水の水質を測定してみました。
養生用には、ちょうどよい硝酸塩濃度だと思います。
プラケース中に、「還元ろ過BOX」を入れました。
中に溜まった空気で浮かんでくるので、上部のスポンジを押して空気を抜きました。
浮かんでこないようにキスゴム(チューブピタッと)で固定しています。
これで、「養生」開始です!!
この状態で、約3日間経つと水槽内に入れることが出来るそうですが、
おいらは、1週間ぐらい様子を見ます。
海水館さんのサイトによると・・・
養生した水には亜硝酸が発生していますが、
これは飼育水の硝酸塩を還元した副作用であり、
異常ではありません。
もし気になる方は、養生終了後にBOXを入れたまま
エアーレーションしていただければ、数日後に硝酸塩、
亜硝酸塩ともほぼ0ppmになる状態を観察できます。
とあります。
(※エアレーションはしなくても良いと、後日記事が修正されていました。)
これから、じっくり観察したいと思います。
では、また!
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