水槽立ち上げ!亜硝酸測定編(その1)
本日、3回目の更新です。
しつこいようですが、おさらいです。
バクテリアによる分解の流れです。(「→」がバクテリアだと思って下さい。)
魚のフンや餌の食べ残し → アンモニア → 亜硝酸 → 硝酸塩
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前の記事では、立ち上げ中の水槽のアンモニアを測定しました。
測定結果は、0mg/Lでした。
この結果から・・・
全くフンが分解されていないためにアンモニアが発生していない。
もしくは、
10日ほど前に投入した「スーパーバイコム スターターキット」の
バクテリアが働いてアンモニアを亜硝酸に分解している。
この二つの予測を立てることができます。
これから行う亜硝酸の測定で、亜硝酸が検出されたら・・・
「スーパーバイコム スターターキット」のバクテリアが働いて
アンモニアを亜硝酸に分解していることがわかります。
もし、亜硝酸が検出されなかったら・・・
全くフンが分解されていない。
もしくは、
バクテリアが働いてアンモニアを分解したうえ、さらに亜硝酸も分解し、硝酸塩が発生している。
この二つの予測を立てることができます。
そのため、
亜硝酸が検出されなかったらこのどちらかを確認するために、
硝酸塩の測定をする必要があります。
では、亜硝酸を測ってみます。
使うのは、テトラの亜硝酸試薬です。
試薬の説明書によれば、・・・
亜硝酸塩濃度を0.8mg/L以下に維持することが大切です。
と書かれています。
では・・・
まず、付属の試験管をよく洗い、飼育水を5mL入れます。
これに、試薬(1)を7滴垂らします。
ここで、一度試験管のフタを閉め、軽く振ります。
次は、試薬(2)を7滴垂らします。
試薬(2)を入れたら、試験管を軽く振ります。
ここまで終わったら、2分~5分放置します。
5分後・・・・
試験管の中の海水の色と比色紙の色を比べ、一致する色の値を読みます。
よって・・・
今日の亜硝酸は、・・・
0.3mg/Lです。
この結果から・・・
10日ほど前に投入した「スーパーバイコム スターターキット」の
バクテリアが働いてアンモニアを分解し、
さらにアンモニアを亜硝酸に分解している
ことがわかりました。
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「スーパーバイコム スターターキット」・・・今のところは、いい仕事しています!
アンモニアと亜硝酸を測定したところで、
この水槽では、現時点で・・・
魚のフンや餌の食べ残し → アンモニア → 亜硝酸
という分解の流れが出来ていることがわかりました。
これからしばらくの間、亜硝酸の濃度の変化を注意深く見ていきます。
水槽立ち上げ時には、亜硝酸地獄と言って、
亜硝酸がなかなか下がらない日が続くことがあります。
こうならないように、「スーパーバイコム スターターキット」
には、頑張って欲しいものです!!
まあ、まずまずの立ち上がりと言うところで・・・
では、また!
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