亜硝酸測定編(その4)ついに亜硝酸ゼロ!バイコムの効果は・・・?
亜硝酸濃度を測り始めて14日目です。
スターティングフィッシュのデバスズメ4匹を入れた翌日より
亜硝酸が検出される日が続いていました・・・・
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が・・・・
ついに・・・・
本日・・・
亜硝酸を分解するバクテリアの増殖が、亜硝酸の発生に追いつたようです!
試薬を入れた海水の色が黄色です。
亜硝酸 =ゼロ です。
※ 厳密に言えば、試薬の最低値の「亜硝酸<0.3mg/L」ですが・・・
※ 使った試薬は、テトラの亜硝酸試薬です。
その上、硝酸塩も「硝酸塩=50mg/L」ぐらいあったものが、
なんと・・・
硝酸塩=10mg/Lぐらいに下がってます。
シーケムのマトリックスの効果が出ているのだと思います。
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バクテリア剤は、スーパーバイコム スターターキットのみ添加していますが・・・
次のような経過をたどりました。
9月21日 水槽に海水を入れる。(殺菌灯点灯)
10月 1日 水槽にバクテリアを入れる。
(この日から殺菌灯消灯・水温27度に設定)
(この日から毎日エサを少量投入)
10月11日 水槽にデバスズメ4匹を入れる。
10月12日 亜硝酸=0.3mg/L ・ アンモニア=0mg/L
10月13日 亜硝酸=0.3mg/L
10月14日 亜硝酸=0.3mg/L ・ 硝酸塩=25mg/L
10月15日 亜硝酸=0.8mg/L
10月16日 亜硝酸=1.6mg/L ・ アンモニア=0mg/L
10月17日 亜硝酸=1.6mg/L
10月18日 亜硝酸=1.6mg/L ・ 硝酸塩=50mg/L
10月19日 亜硝酸=1.6mg/L
10月21日 亜硝酸=1.6mg/L
10月22日 亜硝酸=0.8mg/L
10月23日 亜硝酸=0.8mg/L
10月24日 亜硝酸=0.8mg/L
10月25日 亜硝酸=0.3mg/L
10月26日 亜硝酸<0.3mg/L ・ 硝酸塩=10mg/L
こんな感じです。
濾材は、次の4種を使用しています。
(1)パワーハウスのベーシック・ハード 10L(リング濾材)
(2)シーケムのマトリックス 250ml(高密度多孔性濾過材)
(3)カミハタのバイオボール 3L(ドライ用プラスチック過材)
(4)サンミューズのファインマットBIG(物理濾過用ウールマット)
立ち上げ中なので、水換えはしていません。(足水のみ)
それなのに、PHは、7.8~8.0付近をさまよっています。
パワーハウスの濾材のPH降下抑制作用の効果かな・・・
この、結果を見て・・・
スーパーバイコム スターターキットの効果を「有り」とするか、「無し」とするかは、
人それぞれでしょうが・・・・
おいら的には、効果「有り」と思っています。
おいらのこれまでの経験では、
バクテリア剤を添加せずに自然に発生するバクテリアだけで水槽を立ち上げた場合、
生体を入れてから3週間から4週間で亜硝酸が1.6mg/L以上に上昇し、
その後、徐々に下がり、そのうち検出されなくなります。
そして、亜硝酸がゼロになるまで、4週間から5週間かかっています。
今回の結果は、生体を入れてから、2週間で亜硝酸がゼロになりましたので、
スーパーバイコム スターターキットは、いい仕事をしてくれたと思います。
10月14日に硝酸塩の発生を確認し・・・
魚のフンや餌の食べ残し → アンモニア → 亜硝酸 → 硝酸塩
という、魚を飼う水槽に絶対必要な分解の流れが出来つつあることを確認していましたが・・・
ようやく、「それなりの状態」になったようです。
「それなりの状態」とは・・・
魚のフンや餌の食べ残し → アンモニア → 亜硝酸 → 硝酸塩
という分解の流れはあるが・・・・
まだまだ濾材にバクテリアがしっかり定着しておらず、
不安定な状態だということです。
まあ、おいらの言う「それなりの状態」を、
巷では、「立ち上がった状態」と言うこともありますが・・・・
これまでの経過から見て、今回の水槽の場合は、
「それなりの状態」から「本当に立ち上がった状態」になるまでには・・・
3ヶ月ほどかかるのではないかと思います。
実は、おいら・・・
何度もスーパーバイコム スターターキットを使い
その都度記録を取りながら水槽を立ち上げているので、
だいたいの結果は、予想していました。
でも、毎回いろんな発見があり面白いものです!
まあ、順調に立ち上がっているということで・・・・
では、また!
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