スターティングフィッシュのトリートメント(その3)淡水浴
スターティングフィッシュのトリートメント3日目です。
グリーンFゴールド細菌性感染症治療薬・略称GFG)でトリートメント中のデバスズメたちと言えば絶好調です!
小競り合いはありますが(一匹が集中的に狙われている)・・・
餌もよく食べてくれます。
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で・・・
今日も、トリートメント用海水の換水を行いますが、
併せて淡水浴も行いたいと思います。
淡水浴を行うことで、一部の寄生虫を取り除くことができます。
※淡水浴に耐えられる魚と、そうでない魚がいますので、
おいら、淡水浴をする前には、ショップに聞くか、
ネットなどでよく調べ行うようにしています。
おいら、寄生虫の種類を正確に見分けることはできませんが、
淡水浴を行うと、米粒みたいなものや、白い粉のようなものが底に溜まることがあります。
これが寄生虫です。(写真撮っておけばよかった~後悔!)
おいらが見た限りではカタチもサイズも様々でした。
ブログをはじめたことですし、寄生虫を見つけたときは、
写真を撮ったうえで、どんな寄生虫なのか説明できるようにならなければいけませんね。
こういうふうに書くと・・・
これから行う淡水浴で、寄生虫が出るのを期待しているように見えるかもしれませんが・・・
そのとおり、ちょっと期待しています。
でも、「銅」の入った水槽で管理されていたデバスズメなので・・・・どうでしょう?
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では、早速、淡水浴の準備をします。
まず、デバスズメの入っているトリートメント水槽と
水温を合わせた淡水(カルキ抜きしたもの)を準備します。
(補足)
おいら、淡水浴に弱い魚であるとわかっているときや、
これまで淡水浴をさせたことがない種類の魚を淡水浴させる場合は、
少量の人工海水を溶かしています。
次に・・・
この淡水のPH(ペーハー)をトリートメント水槽の
海水のPHと合わせます。
PHに大きな差があると、魚がショックを起こすことがあるからです。
PHの調整には色々なやり方がありますが、
おいらは、これを使います。
デルフィスのバッファーアルカリです。
pH値(8.1まで)とアルカリ度を上昇させる商品です。
(補足)
デルフィスのバッファーアルカリは、淡水浴には使いますが、
今回立ち上げる水槽には使用しません。
この水槽には、後日、硝酸塩を除去するために、デニトロゲン
という還元素材を設置する予定にしていますが、
バッファーアルカリとデニトロゲンを併用した場合、
海水が白濁し、生体が死亡する危険性があるからです。
それと・・・今回立ち上げる水槽は、バクテリア以外の添加剤の使用を
極力少なくして、維持したいと思いますので・・・
デルフィスのバッファーアルカリの中身は白い粉で、淡水に溶かして使用するタイプです。
海水に添加する場合でも、淡水に溶かして使用します。
ただ・・・なかなか溶けません。
コーヒーの砂糖をスプーンで溶かすようなやり方では、
手首が疲れてしまいます。・・・あくまで、おいらの場合
なので、おいらは、こんなものを使います。
これに、真水を入れ、粉を注ぎ、
激しくシェイクすれば、スプーンでかき混ぜるよりも楽に溶けてくれます。
あとは、これをPHを調整したい水槽に、添加するだけです。
現在のトリートメント水槽の海水のPHは、8.0です。
よって、淡水のPHを8.0に調整します。
添加前の、淡水のPHは、7.57です。
PHモニター(phモニター P-2)のコードが届かないので、バックヤードの一番上の棚で作業しています。
これに、先ほど作ったバッファーアルカリを溶いた水をポタポタと添加します。
添加後の、淡水のPHは、7.99になりました。
ほぼ、トリートメント水槽の海水と同じです。
(おいら、ぴったり8.0に合わせることできません。)
これで、淡水浴用の淡水の準備完了です。
次の記事に続きます。
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