海水魚水槽立ち上げ

水槽立ち上げ!MVコントローラー設置編


新規に立ち上げている「カエルアンコウ水槽」といえば・・・

まだまだ、海水をまわしている状態です。

昨日は、PHモニターを設置しました。

ただいまのPHは、こんな感じです!

ただいまのPH


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で・・・

今日は、似たような作業ですが、MVコントローラーを設置します。

なにぶん、水槽立ち上げ作業よりも、ブログの更新のほうに
時間を費やしている状況なので、一日一作業が限界のおいらです!

では、早速!

MVコントローラーとはこんなやつです。

LSSモニターシリーズのMVコントローラー
LSSモニターシリーズのMVコントローラーです。

MVコントローラーは、
水槽の酸化還元電位(ORP)を常時測定し、
希望するORP値になるように接続した器材の電源をオン・オフする機械です。
(接続した器材の電源をオン・オフするコントロール機能のないMVモニターとかORPモニターとか言う商品もあります。)

ORP(オーアールピー)の単位が、MV(ミリボルト)なので、
MVコントローラーと言うのだと思います。

海水魚水槽の理想的なORP値については、
PH(ペーハー)と同じように、海水魚用品を取り扱う
メーカーによって、多少数値が異なります。

ちなみに、レッドシーの商品の説明書には、海水魚水槽の場合、
350~400ミリボルトの範囲が推奨されています。

また、レッドシーの商品の説明書によれば、
水槽のORP値が430ミリボルトを超えると危険で
600ミリボルトともなると高殺菌状態になり、水槽での使用は論外
とのことです。

立ち上がった状態の海水魚水槽の場合、
ORPが低ければ、水槽内に有機物(餌の残り・フン・死骸)が多く、
生体にとって住みやすい環境とは言えません。
ORPの急激な変化も、生体にダメージを与えます。

MVコントローラーはいろんな用途に利用できますが、
海水魚飼育の場合、ナイトレイトリアクター(硝酸塩濃度を低下させる器具)や
オゾナイザー(オゾン発生器)のコントロールとして利用されます。

また、

ナイトレイトリアクターやオゾナイザーなどを接続しないで、
単にORP値を測定するモニターとしても使用できます。


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今回、おいらがMVコントローラーを設置するのは、
水槽が立ち上がった後、オゾナイザーを使うためです。

倉庫に眠らせておくのはもったいないですし・・・
殺菌灯よりも病気の予防や海水の透明度アップに
効果があることを実感していますので・・・

倉庫から引っ張り出してきた、オゾナイザー(アデックスのL75)です。
今回の水槽には、オーバースペックなので出力調整して使用します。

オゾナイザー(アデックスL75)

オゾナイザーを使うと、ORPの値が上がります。
放っておくと、海水魚水槽の推奨値を超える危険があるので、
MVコントローラーでコントロールします。

それと、水槽内の異変に早く対応できるよう、ORP値の急激な変化を
常時チェックするモニターとしても利用します。

設置方法は、簡単です。

LSSのMVコントローラーのセンサーは、
PHモニター(PHメーター)のように、「校正」することはできません。

「校正液」とか書かれていますが、240ミリボルトの「基準液」です。

240ミリボルトの「基準液」

この「基準液」に電源を入れたセンサーを入れ30分放置します。

「基準液」に電源を入れたセンサーを入れ30分放置

30分後、モニターに表示された数値が、「基準液」との誤差です。

「基準液」との誤差

おいらの、MVコントローラーのセンサーは、
240ミリボルトの「基準液」に入れた場合、
244ミリボルトを示しているので、4ミリボルト高く読み取るということになります。

実際に、水槽の海水を測って見ました。

モニターの数値は259ミリボルトです。
モニターの数値は259ミリボルトです。・・・低っ!
このセンサーは、4ミリボルト高く読み取るため、
実際は、ORP=255ミリボルトということになります。
まあ、立ち上げ当初はこんなものです。

これで、誤差の確認が終わりましたので、水槽にセットします。

PHモニターのセンサー同様、
水没を防ぐために、キスゴムを
エーハイムのクリップ付吸着盤(12/16φ)に変更しました。

エーハイムのクリップ付吸着盤(12/16φ)に変更

センサーは、水槽のコーナーカバー内に設置しました。

水槽のコーナーカバー内に設置

これで、MVコントローラーの設置は完了です。

では、また!


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