海水魚水槽立ち上げ

AIネットの業務用人工海水の水質チェック!


最近、「AIネット 業務用人工海水」というキーワードで訪問される方が、

増えてきました。

AIネットの業務用人工海水

1箱に100リットル用が7袋入っています。

AIネットの業務用人工海水(袋)


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おいら・・・

「AIネット 業務用人工海水」というキーワードに、

心当たりは・・・・

あります。

過去記事に・・・

今回立ち上げている水槽は、

AIネットの業務用人工海水を使っています。

みたいなこと書いています。

その記事はこちら・・・
⇒ 水槽立ち上げ作業!いよいよ海水注入

試しに、「AIネット 業務用人工海水」というキーワードで

ぐぐってみました。

結果・・・

上位表示はされませんでしたが、

おいらのホームページにたどり着くことが出来ました。


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「AIネットの業務用人工海水」は、

あまり、メジャーな海水じゃないけど、

1袋(100リットル用)の値段が700円もしないので、

興味を示されている方が多いのかも・・・・

楽天市場で購入も出来ますし・・・

おいら、AIネットの業務用人工海水を「魚メインの水槽」で1年ぐらい使っていますけど・・・

・解けやすい

・不純物が少ない

・苔の発生・・・他と大差なし

・透明度・・・他と大差なし

・大量換水によるショック&肌荒れ・・・今のところなし

・溶かした直後の使用でのトラブル・・・今のところなし

・未開封状態での固まり・・・今のところなし

こんな感じで・・・

特に不満なしです!

まあ、不満があったら使ってませんけど・・・

おいらが、この人工海水を使うようになったのは、

100リットル用に袋詰めされている商品を探しているときに、

たまたま、見つけたのがキッカケです。

それまでは、インスタントオーシャン プレミアム(箱入り)を使っていましたが、

200リットル用に袋詰めされているので、

小型水槽で海水魚を楽しんでいるおいらには持て余し気味でした・・・

経験された方も多いかと思いますが・・・

インスタントオーシャンは、未開封でも固まってしまいますので・・・

でも、「AIネットの業務用人工海水」に関する情報は少ないですね!

おいらのブログに・・・

「AIネット 業務用人工海水」というキーワードで訪問された方も・・・

多分、何も得るものがなく立ち去っていっていると思います!

ということで・・・・

といっても、

全く参考にならないでしょうが・・・

何のためらいもなく、いきなり人工海水を変更するおいらが

この海水を使っているうちに・・・

AIネットの業務用海水を溶かし、
一晩、水中モーターで攪拌した海水の水質を測ってみることにしました。

AIネット 業務用人工海水

実は、おいら、この海水をはじめて使うときに、

念のため水質チェックをしましたが、もう、一年以上前の話です・・・

そのころは、ブログを書いてなかったし・・・

当時の飼育メモにもそのときの記録がないので、

改めて、測ってみようと思った次第です!!

ちなみに、

海水の水温25度、

比重は、カミハタのディープシックス比重計で1.023

水道水は、マーフィードのスタンダードネオを通しただけです。
(ROではありません。)

では、早速、試薬の準備です!

試薬の準備
あれっ、マグネシウム試薬がありません。
たしか、レッドシー テストラボのマグネシウムがあったはずなのに・・・
見当たりません。

ということで・・・

測定するのは・・・

PH
KH
カルシウム

だけになります。

では、早速・・・・

まずは、PH(ペーハー)から・・・

使うのは、テトラテストのペーハーマリン試薬です。

テトラテストのペーハーマリン試薬

説明書には、・・・

pH値は、水槽水の化学的環境を知る上で最も重要な指標の一つであり、
水素イオン(H+)と水酸イオン(OH-)のバランスで決まります。

世界中のほとんどの海では、溶解する炭酸や炭酸水素による緩衝作用によって、
pH値は弱アルカリ性の8.3に保たれており、pH値8.0~8.6が
全ての 海水魚に対して適しているといえます。

と書かれています。

では、早速、測ってみます。

試験管を飼育水ですすぎ、飼育水を5ml入れます。

飼育水を5ml入れます。

試験管に試薬を7滴入れます。

ペーハーマリン試薬を7滴入れます。
この後、フタを閉め軽く振っておきます。

試験管の中の海水の色と、比色紙の色を比べ、一致する色の値を読みます。

ペーハーマリン試薬 PH=8.0
この海水は、「PH=8.0」であることがわかりました。

試薬の説明書には、「pH値8.0~8.6が全ての 海水魚に対して適しているといえます。」

と書かれていましたが、その範囲に納まっています。

次は、KHを測ってみます。

使うのは、テトラテストの炭酸塩硬度試薬です。

テトラテストの炭酸塩硬度試薬

説明書には、・・・

カルシウム塩、マグネシウム塩成分を表す総硬度の他に、
ほとんどの水が炭酸塩という硬度を含んでいます。

KHによって測定可能な炭酸塩硬度は、PHを緩衝する作用により、
微生物の働きによる水槽水の急激な酸化の危険を防ぐ上で重要な役割を
占めています。

水槽水の炭酸塩硬度が低すぎると、PHレベルが急激に下がり、
魚に対して有害となる可能性があります。

炭酸塩硬度は一般に低下する傾向にあります。

海水魚には、炭酸塩硬度8~10°dHが必要です。

と書かれています。

では、早速、測ってみます。

試験管を飼育水ですすぎ、飼育水を5ml入れます。

炭酸塩硬度を測る飼育水を5ml入れます。

試験管に試薬を1滴づつ入れます。

炭酸塩硬度試薬を1滴づつ入れます。
1滴入れるごとに試験管を振り、色が変わるまでに何滴入れたかを数えます。

数え間違わないように・・・

まず、試験管の海水の色が青くなります。

試験管の海水の色が青くなります。

その後、黄色に変化するまで滴数を数え続けます。

9滴目に色が黄色になりました。

9滴目に色が黄色になりました

試薬の滴数が「1°dH」なので、

この海水は、「炭酸塩硬度9°dH」であることがわかりました。

試薬の説明書には、「海水魚には、炭酸塩硬度8~10°dHが必要です。」

と書かれていましたが、その範囲に納まっています。

最後に、カルシウム試薬でカルシウムを測ってみます。

使うのは、SERAのCa Test試薬です。

SERAのCa Test試薬

説明書には、・・・

観賞藻類やサンゴ等の無脊椎動物が健康に発育するためには
常に十分な量のカルシウムが必要です。

自然の海での天然カルシウム濃度は約410mg/Lです。

海水水槽での理想的なカルシウム濃度は400~450mg/Lが最適です。

と書かれています。

では、早速、測ってみます。

試験管を飼育水ですすぎ、飼育水を5ml入れます。

カルシウム濃度を測るため飼育水を5ml入れます。

試験管に試薬(1)を8滴入れます。

Ca Test試薬(1)を8滴入れます。
この後、試験管を軽く振っておきます。

飼育水が白くにごることがありますが、テストには影響しません。

飼育水が白くにごることがあります。

試験管に試薬(2)の粉末を付属の計量スプーンですり切り1杯加えます。

Ca Test試薬(2)を加えます。
この後、試験管を軽く振っておきます。

試薬(2)だけは、粉末です。

飼育水が、ピンク色に変わりました。

飼育水が、ピンク色に変わりました。

試薬(3)を数えながら1滴づつ加えます。

1滴入れるごとに試験管を振り、試験管の色がピンク色から
薄紫を経て、青に変わり、その色が30秒消えなくなるまで続けます。

14滴目に色が青になりました。

14滴目に色が青になりました。

試薬(3)の滴数の20倍がカルシウム濃度(mg/L)になります。

よって、14×20=280

この海水の「カルシウム濃度は280mg/L」であることがわかりました。

試薬の説明書には・・・

「海水水槽での理想的なカルシウム濃度は400~450mg/Lが最適です。」

と書かれていましたが、やや少ないようです。

まあ、素人がホビー試薬で測ったものですし・・・・

人工海水を溶した水道水の水質も、各地で異なるでしょうから・・・

参考程度ということで・・・

では、また!


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